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葬祭ディレクター加藤正明の一言:葬儀の不思議
お布施を戴いてもお礼を言わないお坊さん
皆さんの中には疑問に思っている方も、大勢いらっしゃるのではないでしょうか。「多額のお布施をあげたのに頭を下げようとしない、お坊さんのなのに礼儀を知らない。」実は頭を下げないのにはそれなりの理由があるのです。そもそも、「お布施はお坊さんの報酬ではない」ということです。お布施というのは、あくまでもお坊さんを介在とした「仏に対しての無償の善行為」であります。
人々はお布施を出すことにより知らず知らずのうちに功徳を積んで、俗世間の垢を浄化し「仏の道」に一歩一歩と、近づくことになるのです。お布施を渡されたときにお坊さんが頭を下げようものなら、それは無償の行為でなくなってしまうのです。せっかくの人々の功徳が帳消しになってしまいます。また、お布施を渡した人がお坊さんに感謝の念を求める事は、即時にそれは「偽善」になってしまいます。
よく質問されますが、「戒名料・お経料はいくら位包めば良いか」と訊ねられることがあります。私は、「戒名料・お経料と称すると「対価」となります、それでは仏教の教えに反しますので、すべて含んで「御布施」として下さい。」と答えるようにしております。
「お布施の金額をいくらにしようか。」皆さん悩まれる事と思います。菩提寺の場合は今までのお寺とのお付き合いを参考にしてください。最近、付き合い始めたばかりの場合や、前回の葬儀が数十年前で参考にならない場合は、率直にお坊さんに聞いても良いと思います。
パーナパナ・メモリアルでお寺さんをご紹介する場合は、一応の目安の金額をお教えますが、あくまでも目安としてください、どうしても無理な場合にはご相談ください。
皆さんの納めた「御布施」は宗教活動やボランティア活動を通して、世の中の人々の救済に役立っています。
葬祭ディレクター加藤の一言 : 印象に残った葬儀 【お一人様葬儀】
葬祭ディレクター加藤の一言印象に残った葬儀
お一人様葬儀
居酒屋のマスターSさんが突然亡くなり、私が葬儀を担当することになりました。
身寄りが無く、費用も懸けられないと聞いていたので、ママを中心にして常連のお客さんで、弔ってあげようという事になりました。
お店を仮の式場にし、小さな祭壇と写真供花を供え、そして近所の親しくしていたお店をお借りしてお清め所を設置、料理は親しくしていた数店から持ち寄り、祭壇の飾った店とお清め所の2店の行き来を自由にしSさんの生前の思い出話を肴に供養しようと準備をしておりました。
その後、直前になってSさんに何年も会っていない兄弟が居ると判り連絡を取り、これまでの経緯を説明しお店の常連客や関係者に見送られるのが故人にとって幸せだろうと準備をしていた通りに葬儀を執り行うことになりました。ただ、お坊さんが居ないのでは忍びないのでお布施は兄弟が用意する事となり、私の知り合いのお寺さんにお願いしました。
通夜当日は常連の人たち設営を手伝っていただき、コンパクトで手作り感いっぱいの式場が出来上がりました。
約100人程の人が集まり、開式となり読経の流れる中焼香が始まりました、式場が飲食店ということもあり「献花で会葬を」と考えましたが費用の面を考え焼香でのお参りとなりました。
参列者それぞれが故人との思いをめぐらせお別れをしました。また、好きで歌っていた曲を式場内に流し、歌っていた姿を思い出し涙しました。
その後、用意したお酒や料理で故人の思い出話に花をさかせました。好きな競馬で大穴を当てた日のこと、一緒に旅行に行って大騒ぎをしたこと、この夜は遅くまで思い出話が尽きることがありませんでした。Sさんの人柄が偲ばれる夜となりました。
翌日の葬儀・告別式は思った以上の方が参列していただきました。皆さん其々のお顔がどことなくスッキリしていたのがとても印象的でした。
すべてが無事終了し、費用の精算となりましたが集まったお香典などを加え予算内に収まりホッとしました。
常連の皆さんがSさんの為に何か少しでもお手伝いしたいとの思いがひしひしと伝わってきて、実際私が簡単に支持するだけで動いていただいてすごく助かりました。この様に皆さんの想いが葬儀を形作っていく、とても印象的な葬儀でした。
このように故人と故人が親しかった人たちで心温まる葬儀をお手伝いできたことは私にとって大変名誉な事だと感謝しております。
葬祭ディレクター加藤正明の一言【心づけについて】
心付けについて
葬儀でお世話になった人へ渡す心付け。
「料金を支払っているので、必要がないのではないか」と言う考えもありますが、遺体を取扱うという、大変気の使う業務を行っており、それに対する慰労という意味があります。少し前の時代にはお酒を振舞って浄霊していた頃もありました。現在では状況の変化もあり。金銭で行われるようになりました。
渡す相手や地域で異なりますが、参考まで相場を表にしました。
火葬場職員 | 霊柩車運転手 | バス運転手 | ハイヤー | 火葬場 |
五千~一万円 | 五千~一万円 | 三千~五千円 | 三千~五千円 | 三千~五千円 |
ただし、公営火葬場では必要ありません。
この他に受付や会計道案内などお手伝いいただいた方に謝礼として渡す場合があります。この場合はその方たちの関係者から相場などを確認してください。
心付けはあくまでもお気持ちであるとの立場から、弊社では必要最小限を除き要求することはいたしません。
ブログを始めます。
これからブログを始めていきます。みなさまにお役にたつような情報を掲載していきたいと思っておりますので、今後とも宜しくお願いします。



